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    ウォーキングデッド season2 / 精神がゾンビ化していく世界

    ドラマ

    entry_img_227.jpg
    基本情報
    出演
    アンドリュー・リンカーン、ジョン・バーンサル、サラ・ウェイン・キャリーズ
    監督
    フランク・ダラボン
    ドラマ公開
    2010年
    みどころ
    The Walkersとよばれるゾンビたちと戦う以上に過酷な、残された人間どおしのさまざまな葛藤などを通して、生き残るために生まれる「愛、強さ、責任感、セルフコントロール」を描写することも忘れない。文明と現代社会の安全が破壊された世界で、果たして人間は、尊厳ある人間性を保てるのか?

    予告編を見る

    感想

    huluの無料トライアルでウォーキングデッド シーズン2を観ました。自分が観たいときに観たいだけ観れるというオンラインストリーミングの素晴らしさを体感しました。しかも個人的には月々でお金を払っても良いなと思える作品ラインナップです。多くの人の鑑賞スタイルを変革してしまうほどの力が確かにあると思います。

    で、その胸の高鳴りをちょっとツイートしただけで、huluお客様サポートセンターから図らずも返答をもらい、「無料トライアルだけだけだからな!」と内心思いつつも、悪い気はしないものです。

    tweet1.jpg

    ウォーキングデッドシーズン2では人間の葛藤がより一層色濃く描かれており、フランク・ダラボン監督の才覚が冴えわたっています。生きている人々の内面が死と恐怖に取り囲まれた環境によって、次第に利己的になり、攻撃的になり、感情的になり、腐敗していく様子はまさに内面のゾンビ化です。

    極限状態の中であっても忘れてはいけない"人間"のイデオロギーとは何なのか。ぶれてはいけない軸とは何なのか。

    このような根源的な問いがこの作品の中では最も重要で最も難しい事として提示されています。 こういった事は平和な時にこそ考えておかなければならないわけですが、平和な時に極限での振る舞い方を前もって考える人はそうそういないわけです。だからこそこの作品の登場人物たちの葛藤には目を背けられないリアリティがあり、単なるフィクションとして受け流してはダメなんじゃないかというソワソワした感覚に支配されます。

    episode-7-rick-walker-daryl-shane.jpg episode-12-carl-rick.jpg

    また、シーズン2後半には12人の怒れる男たちをオマージュしたであろうシーンもあり、理性的であることの難しさとその勇敢さをたっぷりと目撃する事になります。

    ゾンビ作品で描ける作家性というものがあるとすれば、この作品がその極地でしょう。

    さらに、シーズン3では日本人女性が出演するらしいのでそこも注目でしょうか。

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    コメントの投稿

    Secret

    もっさん said:

    僭越ながら

    Walklersではなく、walkersです。

    あと、マイケル・ダラボンではなく、フランク・ダラボンです。
    ぷっつん said:

    もっさん様

    ご指摘ありがとうございます。
    改めてさせていただきました。
    恥ずかしくて穴があったら入りたいと思います
    しろくろshow said:

    なるほど

    こんばんは。huluって弟の家でプレステ3のネットコンテンツに入っていたのを少し見せてもらいましたけど、殆どの海外ドラマが1話だけなら無料って魅力ありましたねー・・・

    それと「内面のゾンビ化」というのは的確な表現だと読んでて感心しました(--)(__)あいかわらずの鋭い観察眼に一人で頷いてしまいましたよ。登場人物たちのなかには根っからの悪人などいないにも拘わらず状況/環境が整えば、人が人を殺すことに何の躊躇もなくなってしまうと言うのがまさにその状態を指していると言うことでしょうか。

    ぼくはFOXでの放送をずっと見てましたけどセカンドシーズン八話の邦題サブタイトルが「希望という幻想」になっていて、もうそれはそのエピソードのことではなくてこのドラマそのもののことじゃないか!と思ってしまいました。
    ぷっつん said:

    しろくろさん

    正直、ゾンビと人間との戦いにはもう興奮や驚きはないのですが、人間同士の戦いになった途端にすごい緊張感ですよね。人間である以上、善と悪の価値判断が出来るのにもかかわらず、あえて悪の方に身をかたむけていく人間達の方がゾンビよりもよほど怖いなと感じます。
    この作品の世界では、生きているという自意識そのものが一つの病として全員をむしばんでいくところが恐ろしくも面白いところです。
    「希望という幻想」←これは誰もが薄々気づきながらも、絶対に口にしてはいけない言葉ですよ、それを一サブタイトルにっ! 笑



    空夢 said:

    ぷっつんさん、こんにちは**

    「ウォーキングデッド」毎回身を乗り出すような感じで
    見入っております。(FOXbsにてシーズン2#10まで視聴)
    ゾンビ・ドラマと聞いた時は、今更なぜフランク・ダラボン監督が
    ゾンビ・ドラマを?・・・と思いましたが、書かれておられるように
    人間ドラマが充実していますし、予想を上回る展開にもワクワク
    ドキドキです。
    ソフィアのアノ登場の時は「まじですか!」と
    声をあげてしまいました。(笑
    これってかなりはまってますよね。^^;

    〝ゾンビ作品で描ける作家性というものがあるとすれば、この作品がその
    極地でしょう。〟・・・ほんと、そう思います。
    今回も記事、楽しく拝見させて頂きました。
    huluものぞきに行ってまいります。^^
    ぷっつん said:

    »空夢さん

    空夢さんがこのドラマにはまってる事がすごい意外です笑

    あとソフィアのシーンは誰もが口に手を抑えて悲鳴を我慢するような衝撃的なシーンですよ!
    あんなに悪い意味で肩の力が抜ける事はないですね。でもこのエピソードがあるからこそ、この作品があらゆる層のファンを獲得できているのですよね。監督すごいです。

    物語の展開ではなく、どういった人間ドラマが展開されるのかを楽しみにする事が出来るこの作品は、本当の意味で秀作だと思います。
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