えんためのぼやき

The Mist ~霧が狂わせる決断~

怖くなる洋画

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基本情報
出演
トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローリー・ホールデン
監督・脚本
フランク・ダラボン
原作
スティーヴン・キング『霧』
公開
2008年
あらすじ
激しい嵐が過ぎ去った町に不気味な深い霧が立ち込め、住民たちは身動きが取れなくなってしまう。やがて霧の中に潜んだ正体不明の生物が彼らを襲いはじめ……。原作とは異なる衝撃のラストが全米公開時に大きな話題を呼んだ。

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感想

マイケルダラボンは最高峰のSF作品監督だと思う。この監督の場合はどうしても「グリーンマイル」や「ショーシャンクの空に」が代表作として名前が挙がるけど、これらの感動作品の方がむしろイレギュラーで、ホラーやSFがお家芸だったようだ。もちろん、スティーブン・キング原作という点では一貫しているのだけれども、凄い尊敬してる人がとんでもなく変態だったみたいな筆舌に尽くし難い裏切りをくらった。それでもグリーンマイルとは状況や雰囲気は異なれどその本質は同じだったように思う。

それにしても、なぜこんなにも人間の極限を描けるのか?それも単なる奇異な状況の中の恐怖じゃない。人間が極限の中で選び取る決断の恐怖だ。

この種の映画はよく黙示録的な世界観と表現されるけど、日本人的にはいまいちピンと来ない。でもこの映画の世界観は日本人なら誰でも知ってるあの物語に似ている。それは「風の谷のナウシカ」だ。ウォーキングデットを観て直感的にナウシカ哲学を思い浮かべたのはどうやら偶然ではなかったみたいだ。スティーブンキング原作のミストがコミック版ナウシカを描いていた宮崎駿に影響を与えたのかもしれないけど、明らかに同じような系列の物語だと思う。

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常に死が隣り合わせの世界では、その時々の決断がその人の運命を分ける。決断をためらっていたり、先延ばしていたら危険は直ぐにその人の命を奪う。原始時代の頃は常にそういった状況にあって、例えば一人の絶大な信頼のある人が指導者となり人々を導く事もあったし、あるいはその決断を人間ではなく絶対的な存在に委ねるのが宗教だったわけだ。

人間は必ず後悔の無い決断をしたいと願う。しかし、未来を予見することは出来ない。「未来が見える」とうそぶく人間は大抵の場合"占い師"か"自称霊能者"だ。白黒はっきりさせようとしている人ほど明確な答えを提示する人間に心酔してしまうらしい。

それはともかく、普通の人々が後悔の無い決断をする為にはどうすべきなのか? その一つの方法論としてこの映画が示唆している事がある。それはすなわち「尊守すべきルールを決め、それを守り通す事」だ。

確かに、そうすれば招かれる結果がどうであるにせよ、自分の信念に従った決断に後悔は無くなる。 では尊守すべきルールとは一体何なのか?誰も傷付けない事か、自分だけは助かる事か、この人だけは守ると決める事なのだろうか。

たぶん色々あげつらっても絶対的なルールは見つからないだろう。このルールというのは人それぞれなのだと思う。 組織で動く場合は多くの人と一つのルールを共有する必要性はあっても、個人レベルで決めるルールに絶対的なものは無く、相対的なものだと思う。 そしてこの映画のラストには、それぞれが守るべきルールを守った人と守らなかった人の末路が衝撃的に描かれている。

地面にたたきつけられたような衝撃だった。そうとしか表現できない。

たとえSF、オカルト表現に嫌気がさしたとしても、是非最後まで観て、自分にとっての尊守すべきルールが何なのか考えて欲しい。

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ミスト

Data原題The Mist監督フランク・ダラボン原作スティーヴン・キング出演トーマス・ジェーン マーシャ・ゲイ・ハーデン ローリー・ホールデン公開2008年 5月

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マクシフ said:

No title

こんばんわ^^

はじめまして☆
あし@辿ってきました笑♪

がんばっていきましょぅ☆

http://fanblogs.jp/becomerich/
kitaco said:

No title

あのラストにはヤラれました。あそこまでの衝撃はなかなか無いですよね。
あれこそが現実に起こりうる展開なのかもしれないと思ったりしました。
映画オリジナルのラストでしたけれど、キングも賞賛してましたよね。
ダラボン監督スゴイです!
ぷっつん said:

Re: No title

あんなことが本当にあったら、膝から崩れ落ちますよね。
ダラボン監督は鬼畜です笑
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