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    映画「はやぶさ」/はやぶさのキセキを知るとより面白くみれる!

    感動できる&笑える邦画

    entry_img_189.jpg
    基本情報
    出演
    竹内結子、西田敏行、佐野史郎
    監督
    堤幸彦
    脚本
    白崎博史・井上潔
    公開
    2011年
    あらすじ
    2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」。その使命は、小惑星に着陸し石を採取して地球に持ち帰ること。成功すれば世界初となるこの試みを達成すべく、「はやぶさ」は目的地である“小惑星イトカワ”に向け長い旅に出た。「はやぶさ」が持ち帰ろうとしている小惑星の石は、太陽系誕生の秘密をとくカギを握ると考えられている。2005年秋、「はやぶさ」は遂に“イトカワ”への着陸を敢行するが、成功したかに見えた直後、通信途絶という最大の危機が訪れる……

    予告編を見る

    感想

    20世紀フォックス制作の「はやぶさ」を鑑賞しました。

    はやぶさは小惑星イトカワの探査の為に2003年に打ち上げられ、2010年6月に7年の旅を終え地球に戻ってきました。 多くの人の努力で打ち上がったロケットが発射されるシーンと、色々なトラブルに見舞われながらも辛抱強く運行して最後にはやぶさが帰ってくるシーンには感動してうるうるしていました。

    「はやぶさ」の意義、実際起こった事、技術者の方々の顔を事前に知っておく事で、映画の感動度合いが大幅に変わってくると思います。実際の研究者の人が一瞬映ったんじゃないかと思うシーンが後半ありました。(要検証)
    この映画を単なる娯楽映画作品としてではなく、宇宙や科学技術への興味を広げるきっかけとして見てほしいです。人間も星の一部であるという事を事実に基づいてきちんと認識すれば、きっと人間として、あるいは生物としての深みに到達できるのではないかと個人的には思っています。JAXAも同じ事を願って、多くの人の目にとまるようにFox・松竹・東映の3社に独占的でない映画化権を付与したのだろうと思います。(予算確保の可能性も否めません 笑)そして、いち早く公開をしたFoxはさすが外資です。ビジネスとしては今回は一番最初に公開されないと、おいしい思いを出来るはずがありません。その意味では松竹と東映は日本企業らしくて微笑ましいですね。
    ということで「はやぶさ」を面白く観るために「はやぶさ」について色々とリサーチした事をまとめてみました。

                                                
    なぜ小惑星を探査するのか?

    その理由は「小惑星は太陽系初期の記録をとどめた天体」であるからです。逆にいえば、「月や惑星などの大きな天体は熱的な変成を経験していて太陽系の初期の情報がほとんど残っていない」のです。地球をはじめとした大きな惑星は多くの微惑星が衝突して形成されました。つまり、地球や月なども小惑星のような天体の集合であるのです。じゃあ、小惑星にわざわざ行かなくても地球を調べれば事足りるのでは?という事も考えられます。

    しかし、上述したように地球は多くの微惑星の衝突によって生まれました。衝突というのは途方もない運動エネルギーです。そのエネルギーは衝突によって爆発し熱エネルギーとなり、マグマの海になります。したがって、小惑星や微惑星が幾重にも衝突してできた地球のような大きな天体においては、その小惑星に含まれていた太陽系原始の情報はマグマの海の中に消えてしまったのです。 一方、イトカワは太陽系が生まれてからこれまで、大きな惑星に取り込まれることなく、火星と地球の軌道上を回っていました。つまり、惑星間の衝突による熱変性を経験していないのです。だから、このイトカワを調べる事によって、太陽系の初期の情報を得られるというわけです。

    「はやぶさ」のキセキ1

    イトカワは小惑星の中でもとても小さい天体です。大きさは561m×304m×269mというものです。予測では直径1km~10kmの天体だろうとされていたらしいのですが、実際に見てみると小さいし変な形でびっくり仰天だったそうです。 ここで重要なのは質量が小さいという事は重力が少ないという事です。大きめの小惑星だとそれなりに重力があるので、レゴリスと呼ばれる小石や砂に覆われています。しかし、イトカワは重力が少ないので場所によってはレゴリスが堆積しない部分があり、レゴリスに覆われていない天体の地表を写真によって捉えることが出来たのです。これは世界で初めて快挙です。まさに惑星が何も服を着ていない生まれたままの姿を観測出来たわけなのですね。このことは世界中の研究者からうらやましがられたでしょう。行ってみないと詳しい情報はわからない中で、イトカワが観測上とても貴重な天体であったのはまさに奇跡といえます。数十年後にはこの奇跡があったから今の進歩があるのだと言われるような発見があるかもしれません。


    ↓画像はイトカワ(左)と同じ小惑星のエロス(右)の地表の比較画像です。イトカワは大きな岩が沢山ありますが、エロスはなだらかです。これはつまり、イトカワには重力が少ないのでレゴリス(塵)が積もらない、エロスは重力がある程度強いのでレゴリスが積もって平らになっていることがわかる。これを観測できたのは快挙です。

    1117-2.jpg

    http://www.isas.ac.jp/j/snews/2005/1117.shtml)より
    「はやぶさ」のキセキ2

    そもそも極小の小惑星の地表に辿りついたこと自体が、一般ピープルの私達にとっては奇跡といえます。 地球からイトカワまでの距離が3億kmでイトカワ自身が500mという事は、日本の反対側のブラジルに向かって地中を突き破って2㎝のアリさんにピストル当てるみたいな事です。←この例えあってるのか解りません汗
    とはいっても運任せではありません。ある程度までは地上からの電波の指令によって運行されます。(電波航法)そして、イトカワの近くに来た時には実際のカメラ写真と合わせて精密な軌道修正を行います。(光学航法)
    ↓写真で観ると面白いですね。背景の星達は遠くにあるので位置は大きく変わりませんが、近くにあるイトカワだけはバリバリ動いているので、写真の間違い探しの様な感じでイトカワの位置を把握していたようです。奇跡を起こすための努力が垣間見えます。

    itokawa.jpg Itokawa_anim.gif
    (http://www.isas.ac.jp/j/snews/2005/0815_hayabusa.shtml)より
    お帰り!はやぶさ

    はやぶさのカプセルはオーストラリアのウーメラ砂漠で回収されました。帰還の模様はUstreamで放送されていたそうです。生で観たかったなぁと後悔しています。こういう時こそテレビで生放送すればいいのにと思いましたが、「結果のわからない事にお金(カメラ)は動かないんです」と言われそうですね笑
    YouTubeで公開されているのでご覧ください。NASAの撮影した映像がとてもきれいでした。大気圏で1万度にも達し、物質の分子が原子になり、原子が原子核と電子に分かれプラズマとなり輝いて見えています。NASAにとっても、秒速12万kmで帰ってくるカプセルはかなり大事な研究材料なようです。


    上記の他にも様々なキセキがありますが、それは映画で確認してください。そして、映画で語られていない事もまだまだあります。例えばはやぶさに積載されていた探査ロボット「ミネルバ」の失敗です。重力の少ないイトカワでも自由に地表を動き回れるように、浮遊して動くタイプのロボットです。イトカワへ放出する際にタイミングが合わなかったみたいです。この開発チームの人は悔しい思いをしたと思いますが、はやぶさ2で成功する事を祈りましょう。

    写真 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

    リンク
    はやぶさ、地球への旅に出発

    ここから研究者・技術者の方々の顔とレポートが観れます。


    はやぶさ2プロジェクトについて

    イトカワはS型小惑星(岩石を主成分とする)と呼ばれるもの、次のプロジェクトではC型惑星を目指すそうです。C型は炭素系(水素やヘリウム)の物質を主成分とする小惑星なので、より太陽系の始まりの革新をついた発見が出来るかもしれません。


    参考になったサイト
    太陽系と地球の誕生[亜細亜が好き]
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