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    家族ゲーム

    考えさせられる邦画

    家族ゲーム [DVD]
    家族ゲーム [DVD]
    posted with amazlet at 10.03.26
    ジェネオン エンタテインメント (2008-01-25)



    監督/森田芳光
    CAST/松田優作、伊丹十三、由紀さおり、宮川一朗太、辻田順一

    息子の高校受験のためにと雇った風変わりな家庭教師がやって来たことで一家に巻き起こる騒動を描いた傑作ホーム・コメディ。「の・ようなもの」の森田芳光監督が、現代家庭の抱える問題をシュールなタッチでユーモラスに描く。横一列に並んでの食事シーンなど斬新な表現手法が話題を呼んだ。出来のいい兄とは反対に、問題児の中学3年の弟・沼田茂之。高校受験を控えて、家庭教師としてやって来たのは三流大学の7年生でなぜか植物図鑑を持ち歩く吉本勝という奇妙な男だった……。

    今まで見たことのない衝撃的な作品でした。
    家族団欒のシーンを一列のテーブルで表現することによって
    その当時の「家族」にある心の距離感、正面に立ってコミュニケーションを
    とろうとしないといった現象を表しているのでしょう。
    その時代だったからこそリアルで露骨すぎるその演出が反響を呼んだのだと思います。

    家族がそれぞれ平静を装いながら、生活し、会話しているという欺瞞に満ちたその日常が
    はたから観たらまるでなにかを賭けてゲームをしているように見える。それがこの家族ゲームというタイトルの由来なのかなぁと思いました。
    一列で食事シーンはドラクエで仲間を引き連れて歩くシーンの様にも思いました。

    なにより印象的なのは松田優作演じる家庭教師吉本の不気味さです。
    吉本は最後に形骸化した家族を真顔でぶち壊す。
    それが面白くて奇妙で気持ちいい

    「せっかく息子の受験を成功させてストーリーを進めてやったのに
    クソみてぇな家族のままだからもうこのゲームリセットしちまおう」
    的なことのように思います。

    ただ、吉本自身が絶対的なイデオロギーを持った人でなく、
    その時代が生み出した怪物のような人間だから観てる方は
    何が正しくて何が答えなのかわからないんです。
    吉本は悪魔なのか聖者なのか。

    松田優作の作品は初めてみましたが、すごいですね
    こういう宇宙人みたいな役ってすごい演じるの難しいと思うんですが、
    見事だとおもいました。

    どう感じるかは別として観てみてほしい作品です。

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    コメントの投稿

    Secret

    az10ban said:

    初めまして

    お邪魔します。

    この映画、私も好きです。横一列の食事シーンが有名ですが、それも含めて、それぞれの画面の中の人物関係(距離やイ位置や会話など)が好きです。淡々としたテンポも、進むほどに快感になりました。

    松田優作の作品は、オッサン世代としては「野獣死すべし」をはじめバイオレンスモノもいいですよ、と付け加えずにはいられない。(苦笑)
    ぷっつん said:

    コメントありがとうございます!

    当時の時代性を風刺しているのでしょうけど、今見ても色あせない表現ですよね。

    「野獣死すべし」見てみます!!
    az10ban said:

    No title

    補足すると、野獣死すべし、が日本バイオレンスの一つの最高峰とも言える優作さんで、その彼が家庭教師役で淡々とあれをやった、ってことが、凄いんです。と、勝手に熱く語るオッサンを許して下さい。(また苦笑)

    でも、別に熱狂的な松田優作ファンでもなく、例えばアルパチーノだったら、、、、、、ドラマは脚本家に注目すると、、、と語りたくなってしまう。

    貴方のブログって、映画やドラマ好きの人間を触発しますね。

    楽しくて感謝。
    ぷっつん said:

    Re: No title

    大いに熱く語ってください。
    個人的に昔の映画を観るきっかけは人から熱い話を聞いたときですからっ!

    よく「キムタクが出演するとキムタクの作品にしかならない」と揶揄されますが、
    松田優作の場合は前の作品に引きずられることなく、作品ごとのキャラを確立出来るというのが役者としての凄みなのでしょうか?


    > 貴方のブログって、映画やドラマ好きの人間を触発しますね。

    うれしくて感謝です!
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