えんためのぼやき

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    映画「127時間」

    考えさせられる洋画


    基本情報

    出演
    ジェームズ・フランコ、アンバー・タンブリン、ケイト・マーラ
    監督
    ダニー・ボイル
    公開
    2010年
    あらすじ
    2003年4月25日金曜日。いつものように行き先を誰にも告げず、休日はクライマーとして人生を謳歌しているアーロン。今回の目的地はブルー・ジョン・キャニオン。土曜日の朝、車からMTBを取り出し渓谷へ向かった。途中、道に迷った二人の女性を秘密の場所へと案内する。そこは岩と岩の隙間から下の泉へとダイブできる場所。大胆なアーロンの行動力は彼女たちを魅了する。そんなアーロンに、思わぬ災難が降りかかる。

    予告編を見る

    感想

    疾走感のある音楽に合わせて気持ち良く映画が始まりました。
    しかし、127時間のカウントがスタートした時から、一気に緊張と不安がないまぜになったサスペンスへと映画が変貌していくのでした。
    個人的には観ているのがすごいつらい映画でしたが、とても満足度の高い映画です。

    この映画が訴えかけるものは映画「Into The Wild」とほぼ同じと言って良いと思います。
    アーロンは自然と一対一で対峙することで「孤独」で「自分勝手」な自分を「孤高」で「唯一無二」の自分へと昇華して、ある種の陶酔感に浸っています。
    当事者からすればカッコいい生き方かもしれませんが、見方を変えて客観的に判断すれば、ナルシストであり、エゴイストでもあります。
    そのような意識の中で、絶体絶命の状況に陥った時、人は何を感じるのか?
    おそらくそれは計り知れないほどの孤独です。

    そして、同時にこれまで自分にそんな孤独を感じさせないで常に寄り添ってくれていた身近な人々の存在に対して、感謝と愛おしさが生まれてくるのです。
    非常にオーソドックスな心理描写ではありますが、それが実際の人間が体験する真理です。
    「Into The Wild」でも主人公が見出した世界の真理は孤独をうめてくれる家族や友人との思い出でした。

    しかし、何より今映画の主人公アーロンは生きて帰ってくるので歓びひとしおです。
    そして、その生命力に驚愕です。彼が死んでいたらおそらく悲劇の「事実」としてメディアに取り上げられるだけだったかもしれません。あるいは白骨化して未だに見つかっていなかったかもしれません。
    そんな「事実」が人間のドラマとして映画化され、アカデミー賞をとり、遠い日本でこんなブログ記事になるくらいに伝播していった事を考えれば、彼の勇気と生命力がもたらした影響はとてつもなく意義深いものです。

    このアーロンの生還劇を見て小説「ライ麦で捕まえて」の中で出てきた一節を思い出します。

    「未成熟なるもののしるしとは、大義の為に高貴なる死を求めることだ、成熟したもののしるしとは大義のために卑しく生きることを求めることだ」

    生きることをあきらめずに、とにかく生きようとしたアーロンはすごいやつです。
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