えんためのぼやき

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    アバウト・シュミット

    悲しくなる洋画

    about_schmidt.jpg


    一流の保険会社を定年退職した66歳のウォーレン・シュミット(ジャック・ニコルソン)は、ふと目に止まったチャリティ団体のCMに触発されて応募。援助する少年への自己紹介の手紙を書いているうちに、周囲への怒りが込み上げてきた。そんな時、妻のヘレン(ジューン・スクイブ)が急死。妻の有り難みを実感したのも束の間、彼女が親友のレイ(レン・キャリオー)と関係を持っていたことを知って激怒する。寝つけないウォーレンは、急に娘のジーニー(ホープ・デイヴィス)の結婚式を手伝うことを思い立ち、キャンピングカーで彼女の住むデンバーへ向かった。しかしジーニーに拒否され、そのままぶらぶらと旅に。やがてシュミットは、娘の結婚式を阻止しようと決意する。結婚相手のランドール(ダーモット・マルロニー)もその母親のロバータ(キャシー・ベイツ)も気に入らなかったからだ。だが結婚式では、祝福のスピーチをしてしまった。そして旅が終わりかけた時、彼のもとに、チャリティ団体からの手紙と、援助を受けている少年が描いたという絵が届く。それを見たウォーレンの目から、涙がこぼれ落ちるのだった。


    ヤフーのレビューでどこかの映画評論家が小津安二郎映画だと言っていたが、まさに自分も東京物語を思い出した。
    ただ東京物語のように人生に対する諦観を受け入れるような話ではなく、なんとか自分の孤独、鬱憤を晴らすために
    旅に出るあたりはアメリカ映画だなぁと思った。妻の死後二十年以上前の妻の不倫に怒り、旅に出て心機一転、以前から気に食わなかった娘の結婚を阻止しようと思い立つ。しかし、結局、結婚式当日祝福のスピーチをしてしまう。

    スピーチのシーンは一見感動的だったけど、見てる側としてはひとつも本心じゃないんだろうなと思いながら見るので面白くて仕方ない。もしかしてここですべてをぶち壊す一言を叫ぶのでは?と思ったが、彼にそんなことはできないとすぐに思ってしまう。彼は臆病で小心者の人なのだ。
    ラストシーンはタンザニアの養子ンドゥクからの大人と子供が手をつないでいる絵を見て涙する。
    これは単に人とのつながりに最後感動するというような物語ではなかった。
    もちろん、シュミット氏は絵を見て心動かされたことは確かだと思う。でも同時に、そんな絵を見て涙してしまう自分が悔しく、そして哀れに感じているのだろう。
    わずかなお金を寄付しただけの少年との文通のやり取りで自分の人生の埋め合わせができるはずがない、でも涙してしまう。自分の人生はこんな薄っぺらいものだったのかと悔し涙する。そんなことをジャックニコルソンの表情からよみとれた。

    自分の人生の充実は老後になってからしかわからないのだろうか?
    死に花を咲かせたいね。
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