えんためのぼやき


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映画「ヒミズ」

考えさせられる邦画

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基本情報
出演
染谷将太、二階堂ふみ、渡辺哲、吹越満、神楽坂恵、光石研、渡辺真起子、黒沢あすか、でんでん、村上淳、窪塚洋介、吉高由里子、西島隆弘、鈴木杏
監督・脚本
園子温
原作
古谷実
公開
2012年
あらすじ
ごく普通に生きることを願っていた祐一と、愛する人と守り守られ生きていくことを夢見る景子。ともに15歳の2人の日常が、ある事件をきっかけに絶望と狂気に満ちたものへと変わっていく様子を描く。

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感想

難しい、この映画をどう評価していいのかが凄く難しい。 総論賛成、各論反対という感じだ。 今までの園監督作品とは体裁は似通っているんだけど、これまでと少し違う結末へのアプローチの仕方に少しつまずいてしまった。嫌いな作品だったら基本的に感想なんて書かないので、嫌いではない。むしろ好きな作品だ。しかし、心から礼賛できないのも確かだった。

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冷たい熱帯魚

怖くなる邦画



基本情報

出演
吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、梶原ひかり
監督・脚本
園子温
公開
2011年

概要
埼玉の愛犬家殺人事件や他の猟奇殺人事件からインスパイアされて生み出された。強烈なエロス&バイオレンス映画ながら思わず笑ってしまうブラックコメディーの要素もあり、観る者を翻弄する衝撃の問題作。犯罪に巻き込まれていく主人公を演じる吹越満の熱演もさることながら、名脇役でんでんが、名だたる猟奇的キャラクターにも負けない存在感で圧倒する。

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感想

夜中に観て良かったなと思います。
かなりきついシーンがありましたが、直視できないほどではない?気がします。
それはなぜかと聞かれても「DVDで観たから」としか答えようがありません。

猟奇的な殺人が世の中には確かにある。
それを描くとこの映画のようになる。
つまり、この映画はリアルである。

しかし、初めてこんなおぞましい光景を見ると非現実としか思えず、ただ茫然と観るしかない。
だから最後まで観ることが出来たのかもしれません。

あと、吹越さんのゲロシーンは観客の為のガス抜きの要素があったのかもしれませんね笑

この映画を娘の視点で捉えなおしてみると、また違う面白さが出てくるかもなと思いました。

これ以上は語れません。
やっぱりキツイ映画です。

にしても役者さんの演じた後の感想を聞きたいですね。
メイキングとかあったら凄い面白そうだな
 

気球クラブ、その後

考えさせられる邦画




基本情報
出演
深水元基, 川村ゆきえ, 長谷川朝晴, 永作博美, 西山繭子
監督・脚本
園子温
公開
2006年
あらすじ
二郎(深水元基)が所属する“気球クラブ・うわの空”というサークルには、さまざまな想いを抱いた若者たちが集まっていた。5年後、ガールフレンドのみどり(川村ゆきえ)と微妙な関係を続けている二郎のもとに、リーダー村上(長谷川朝晴)の悲報が入る。これをきっかけに、バラバラになっていた仲間たちが再び集まる。

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感想

よくある青春映画といえばそれまでですが、しかしやっぱり園子温監督が大好きな虚構と現実というテーマが中心になります。


川村ゆきえは映画に出てもアイドルでしかないなという印象。
永作博美はやっぱりすごいなという印象。
石田いっせいはクスリなんかやらなければ良い俳優だと思うんだけどな という印象。

久しぶりに集まった気球クラブのメンバーが全員でお互いのケータイの連絡先を消すシーンは自分にとっても身につまされる思いがありました。

ケータイの交換しただけで人間関係が保たれているっていう風に思っているのは、
明らかに間違いだなぁと思いました。
 

紀子の食卓

考えさせられる邦画

紀子 ゆか
基本情報
出演
吹石一恵, つぐみ, 吉高由里子, 光石研
監督・脚本
園子温
公開
2006年
概要
"一家団欒"という日常的風景に潜むウソを暴き、家族という虚構を演じる家族を通して、既に崩壊している現代家族の姿を浮き彫りにした衝撃の"ホームドラマ"。大きな物議を醸し出した02年の『自殺サークル』で描いた"ネット自殺"の真相に迫る作品ともなっており、カルロヴィヴァリ国際映画祭特別表彰など、海外の映画祭でも大きな賞賛を浴びた。紀子役を見事に演じ切り、女優として新境地を開いた吹石一恵は、プチョン国際ファンタスティック映画祭で最優秀女優賞を受賞。映画初出演で妹・ユカ役を演じた吉高由里子のフレッシュで個性的な魅力、クミコ役を演じたつぐみの怖いまでの存在感、父・徹三役を演じた日本映画界の名バイプレヤー・光石研の鬼気迫る演技が作品に圧倒的な厚みを与えている。

予告編を見る

感想

この映画好きです。
愛のむきだし」の園子温監督の2006年の映画ですが、「愛のむきだし」より個人的には面白いなと思いました。

観ようと思ったきっかけは、渋谷の東急東横店にでかでかとドラマ「美丘」の広告があり、吉高由里子の顔アップを毎日のように見て、「美丘には吉高由里子の良さが出ていない!!」と心の中で叫んでいるうちに、
蛇にピアス」の吉高由里子が今更になってすごいなと走馬灯のように思うようになり、蛇にピアスをもう一度観ようかと思ったのですが、ARATAのサディストぶりは思い出すだけでブルブルしてしまうので、代わりに何かほかの作品をと思い、この映画に出会いました。

これがあって今の吉高由里子がいるのかわかり納得です。

映画の最後では父、紀子、ユカがそれぞれ別々の決断を下し、自分の新たな役割を認識します。
幸せな家族には一家団欒があり、笑顔があり、会話がある。そういう幸せな家族の輪郭ばかり追い求めて、気がつけば見せかけだけの家族が出来上がった。そんなものは少しの衝撃でいともたやすく崩壊する。

家出した紀子はレンタル家族の仕事を通して、虚構の砂漠を歩き、その中で自分の役割を見出そうとする。
ユカもまた紀子を追うように家出をしてレンタル家族の仕事を始める。
父は家族の再生を求め娘達を探し求める。

三人がレンタル家族として食卓を囲むとき、虚構と現実がぶつかりあい、三人はそれぞれが新たな出発を誓う。

紀子は紀子として現実に生きることを誓い。
ユカは名づけようのない新たな自分に生まれ変わる。
父はまたゼロから家族を作り上げることを誓う。

生きることとは役割を演じること、「あなたはあなたの関係者ですか?」
あなたはあなたという役割を演じきれているのですか?

世界にはシャンパンを注ぐグラスが必要なように、それぞれが役割を演じなければならない。
与えられた役割を全うすること、それがたとえ殺人鬼に殺されることでも。

役割からはみ出た人間は、地球から重力を奪われたように円(サークル)の外にはじかれ、
ふわふわと虚構の砂漠を泳がなければならない。

しかし、宇宙に出てはじめて「地球は丸かった」と認識できるように、虚構の世界からしか現実の輪郭は見えないのかもしれない。そのことを体現していたのがこの映画でいう自殺サークルなのだろうか?

考えれば考えるほどズブズブとこの映画の中にめり込んでいく感覚は他の人にとってみたら、不快なのかもしれません。でも自分はこの感覚が好きです。

園監督にハマった。
 

愛のむきだし

考えさせられる邦画

愛のむきだし [DVD]
愛のむきだし [DVD]
posted with amazlet at 10.08.01
アミューズソフトエンタテインメント (2009-07-24)


基本情報
出演
西島隆弘, 満島ひかり, 安藤サクラ, 渡辺真起子, 渡部篤郎
監督・脚本
園子温
公開
2009年
あらすじ
幼い頃に母を亡くし、神父の父テツと二人暮しのユウ。理想の女性“マリア”に巡り合うことを夢見ながら、平和な日々を送っていた。しかしテツが奔放な女サオリと出会ってから生活が一変。やがてサオリがテツのもとを去ると、テツはユウに「懺悔」を強要するようになる。父との繋がりを保つために盗撮という罪作りに没頭していくユウ。そんな彼はある日、罰ゲームで女装している最中に、ついに理想の女性ヨーコと巡り合う・・・。

予告編を見る

感想
237分もある長ーい映画です。
「愛のむきだし」とタイトルが出るまで58分かかります笑
内容はタイトル通り「むきだし」で生きていくユウの変態物語です。
「結局人間に残る物は信仰と希望と愛、その中で最も輝くのは愛だ」というようなことを言っています。
宗教でけがらわしいとされているような「性」というものをユウは正面から求めていく。
男は原罪を抱えて罪を作ってでも自分のマリアを見つけるんだ

信仰の中で愛を定義するのではなく、愛のために作った罪を許してもらうために信仰があるんだ
そういう構造転換を起こしてくれる映画だと思います。
ドイツではカリガリ賞を獲ったという事で、この映画が表現主義的な映画であるという事ですが、
変態的要素によってうまく娯楽映画になっています。

とはいえ、主演の三人は大出世の映画です。
特に満島ひかりは一気に名を上げました。

安藤サクラは「俺たちに明日はないっす」で、なんだこの老けた女子高生役は!と思った衝撃以来でした
満島ひかりより1個下だったんですね笑

どんな角度から見ても、最終的には「人間って、、、」と考える映画です。まさに表現主義
 
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