えんためのぼやき


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ちいさな哲学者たち

ドキュメンタリー

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基本情報
出演
ジャック・プレヴェール幼稚園のかわいい園児たち、奮闘する先生たち、応援する親たち
監督
ジャン=ピエール・ポッツィ, ピエール・バルジエ
公開
2011年
あらすじ
世界初の試みとしてフランスの幼稚園で行われた授業“哲学のアトリエ”に、2年間にわたって密着したドキュメンタリー。若い女性教師と、人種も民族もさまざまな3~4歳の子供たちが、試行錯誤を重ねながら心を通わせ成長していく姿が感動的。また、多様化する現代における教育のあり方についても深く考えさせられる。

予告編を見る

感想

心の渇きを癒してくれるドキュメンタリーでした。フランスの幼稚園児達が可愛い過ぎる。そして、子供達の哲学の授業にすがすがしさを感じた。楽しみつつ、でも懸命に言葉を探して、自分の頭を働かせている様子がとても新鮮な感情を思い起こさせてくれた。

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音のない世界で

ドキュメンタリー


出演: ドキュメンタリー映画
監督: ニコラ・フィリベール

ドキュメンタリー映画界の巨匠、ニコラ・フィリベール監督による傑作ドキュメンタリー。聴覚欠如により口を利けなくなった人々の日常生活に密着し、驚くほど豊かな感覚にあふれた彼らの「音の無い世界」を捉える。

ろう者であることに鬱屈せず、明るく感覚的に生きる人々の生活がとても素晴らしいです。
健常者とのコミュニケーションにはかなり難がありますが、かと言って閉鎖的になるわけではないのがまたすばらしい。

DVDの表紙に映る耳の聞こえない子と健常者の母親のやり取りは今世紀トップ5に残るであろう可愛さです。
しかし、そのやり取りの中には、お母さんの声と言葉を聞くことができない、自分の伝えたいことを伝えられないという悲しさが垣間見られ、そのかなしさを紛らわそうとはしゃぐ男の子の姿が何とも言えません。

彼は今後様々な苦労を重ねるかもしれないけど、お母さんと一緒に乗り越えてほしいと思います。

見終わってからじわじわと感動がわきあがってくる映画です。
 

Etre et avoir ぼくの好きな先生

ドキュメンタリー


出演: ジョルジュ・ロペス
監督: ニコラ・フィリベール

 フランス中部、オーベルニュ地方。小さな村の小さな小学校に、今日もまた生徒たちが登校してくる。ここは全学年で13人の生徒と1人の先生しかいないごくごく小規模な小学校。それでも校内は和やかな雰囲気に包まれている。子供たちをたった1人で教育するジョルジュ・ロペス先生は、この学校で20年に渡り教鞭を執ってきた。先生は午前中に一番年少の子供たちを教える間、上級生たちには自習をさせるなど、古風ながら心のこもった授業を進めている。そんなある日、ロペス先生はあと1年半で退職することを子供たちに告げた。(allcinema ONLINE

日本で、東京で、渋谷で育ち、
世の中をナナメにしか見れなくなった自分の干ばつしてしまったマインドに
潤いを与えてくれたドキュメンタリーです。

子供はこんなに純粋でかわいいものか
成長していく姿とはこんなにも美しいのか

フランスの田舎町の子供はどういう大人になるんだろう?

そして、ロペス先生の風格というか人格?がすごい
しっかり教育者という立場から子供に接していて、やさしく時には厳しく子供を包んでいます。

ロペス先生の生徒への問いかけは常に明快で、生徒が自ら答えられるように自然に誘導していきます。
生徒全員の前では常に平等だけど、対個人になるとそれぞれが抱える悩みや問題をちゃんと聞いて親身になってくれる。まさに理想の先生です。

一番感動したシーンがあります。

先生「お父さんは元気かい?」
少年「うん、でもまた体調が悪いって」
先生「また入院するのかい?」
少年「うん(泣き始める)」
先生「原因はわかっているのかな?」
少年「……。」
先生「(少年の肩に手をやり)病気は嫌なことだけれど、病気も人生の一部だ。一緒に生きていかないと」
少年「うん泣」
(若干うる覚え)

いまだかつて11歳の少年にこんな風に諭す先生がいたでしょうか?しかもドキュメンタリーです。

ロペス先生でかすぎます。
こんな素敵な先生に教わりたい

 

猫が行方不明

笑える洋画

猫が行方不明 HDニューマスター版 [DVD]
紀伊國屋書店 (2010-03-27)
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出演: ギャランス・クラヴェル, ジヌディーヌ・スアレム, オリヴィエ・ピィ
監督: セドリック・クラピッシュ

パリ11区を舞台にした、チャーミングでポエティックなコメディ。
クロエは海へヴァカンスに出かけるため、愛猫グリグリをまだマダム・ルネに預ける。
ところが、パリに帰るとグリグリは行方不明!
多くの人々を巻き込みながらグリグリの大捜索が繰りひろげられる…。
都会で生きる様々な人々を心優しく、鮮やかに描いた、心に残る佳作。

モードで洗練されたイメージのパリにもこんなアングラな世界があるのか~と思える作品
猫の名前がグリグリっていうのがなんかいい
日本人には思いつかないね
クラピッシュ作品は主人公が思いっきり走るシーンが絶対あるみたいです。
スパニッシュアパートメントのような面白さはないけど、最後まで観れなくもない平凡な映画でした。

フランス語っていいね!
話せるようになりたい
 

アワー・ミュージック 

考えさせられる洋画

アワーミュージック [DVD]
アミューズソフトエンタテインメント (2006-05-26)




解説: 『映画史』『愛の世紀』などで知られる、フランスの巨匠ジャン=リュック・ゴダールが、サラエヴォの厳しい現実を少女オルガの生き様を通して描いた意欲作。ゴダール特有の詩的な映像が堪能できるとともに、マフムード・ダーウィッシュやピエール・ベルグニウといった、フランスやサラエヴォと縁の深い芸術家たちが実名で登場している点も興味深い。
シネマトゥデイ

あらすじ: 戦争の傷跡が深く刻まれた町サラエヴォに住む大学生のオルガ(ナード・デュー)は、講師として生徒を教える映画監督(ジャン=リュック・ゴダール)に自作の映像作品を渡そうとする。

なんだかんだでゴダール映画を見てしまうのはなぜなのか?
どうせわからないのに

とは思いつつも、この映画は比較的わかりやすい?と思います。
映画は3つのパートに分かれ、戦争映像のモンタージュによる“地獄編”、サラエボを舞台に“本の出会い”というイベントに招かれた映画監督と、その講義を聞きに来た女子学生の交流を描いた“煉獄編”、“煉獄編”で殉教した女子学生が小川のせせらぎを歩く“天国編”で構成されています。

最初10分の戦争映像のモンタージュは過去の映画での映像や実際の戦争の映像を繋げ合わせていて、次の煉獄編でゴダール自身が語る映画の原理の話しでその映像の切り返しの意図がわかります。

ゴダール自身が語る印象的なセリフがあります。
「イメージの切り返し 想像的な確実さと、現実的な不確実さ、映画の原理とは光に向かい、その光で私たちの闇を照らすこと」

フィクションとドキュメンタリーを意識させることで新たな第3の映像をつくりだす。
映像は言語によってその意味を覆い隠されてはならない、映像それ自体がわれわれにイメージを喚起させ、新たな現実を認識させてくれる。
ゴダールの映画に対する姿勢がよくわかります。
イスラエルとかパレスチナについては正直、問題意識がまだよくわからないので、その辺の話はおいおい勉強していこうと思います。

ゴダールはやっぱすごい!映画詩人ていう感じ


 

ロシアン・ドールズ

笑える洋画



出演: ロマン・デュリス, ケリー・ライリー, オドレイ・トトゥ, セシル・ドゥ・フランス, ルーシー・ゴードン
監督: セドリック・クラピッシュ

あらすじ: バルセロナでの留学生活から5年たち、30歳になったグザヴィエ(ロマン・デュリス)は、今や1児の母となった元恋人マリアンヌ(オドレイ・トトゥ)との関係も煮えきらず、悶々とした毎日を過ごしていた。そんな中、彼はかつての留学生仲間ウェンディ(ケリー・ライリー)と一緒に、TVドラマの脚本執筆の仕事をすることになる。

まぶしかった青春の日々から5年、仕事も恋愛も中途半端な日々が続き、理想の人生に一向にたどりつかない自分に嫌気がさしながらも、ユニークに物語は進んでいきます。
元恋人ともなぜか親密で、アパレルショップでナンパした黒人女性、仕事で知り合ったモデルのセリア、留学生時代の仲間ウェンディと次々と女性が変わっていくクザヴィエのポテンシャルの高さはすごい!

馬鹿だったイギリス人のウィリアムが仲間のなかで誰よりも早く結婚できるとは予想外でした。
言葉も通じなかったロシア人バレリーナへの一途な恋を実らせたウィリアムの結婚式のシーンは面白かった。

でも結局、クザヴィエの本当の愛とはどこにあったのか?
クサヴィエは物語の最後でこう言います。
「女はロシアン・ドールズ(マトリョーシカ)のようなものだ、みんな最後の一番小さい人形を探し求めるんだ」
一瞬、説得力のあるような、いや待て、ただの女ったらしに都合のいい格言か?それとも、ロシア人と結婚した幸せそうなウィリアムを踏まえてのフレンチギャグか?
これは深いのか!?浅いのか!?というようなきわどい名言を残して映画は終わります。

でも、おもしろい
クザヴィエの生き方面白いよ!
スパニッシュアパートメント一緒にと観ることをお勧めしたい映画です。
ロシアンドールズ

 

スパニッシュ・アパートメント

笑える洋画

スパニッシュ・アパートメント [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2008-09-17)

<キャスト>ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ、ジュディット・ゴドレーシュ、セシル・ド・フランス
監督・脚本:セドリック・クラピッシュ

<ストーリー>
パリで暮らすグザヴィエは、卒業を来年に控えた大学生。彼の悩みは目下、就職。かつては作家に憧れていた彼だったが、現実はそうも行かなく、父親のコネを使ってお役所の面接を受けてみることに。そこでスペインへの留学を勧められたグザヴィエは、バルセロナへの1年間の留学を決意する。期待と不安、恋人マルティーヌとのしばしの別れ──。様々な思いを胸にバルセロナへ降り立ったグザヴィエは、国籍も性別もバラバラの6人の学生が暮らすアパートでの同居生活を始める。そして、様々な文化が奇妙に調和するこの混沌としたアパートで、グザヴィエは初めて本当の人生に向け“離陸”する──。

ヨーロッパの青春映画がこんなにも面白いとは!
EU間の交換留学プログラムであるエラスムス計画を利用してバルセロナのアパートで様々な国籍の人と暮らす若者たちの輝きぶりやハイテンションな会話が最高です。

何よりエラスムス計画というものに驚きました!
以下、ウィキペディアより

エラスムス計画には多くの目的がある。

ヨーロッパ全域で、学生と教員の流動化について、質を改善し、人数も増大させる。
ヨーロッパの高等教育機関の間における多国間協力について、質の向上と、件数の増大を目指す。
高等教育機関と企業の間の協力関係を改善し、増大させる。
ヨーロッパの大学間で革新を広め、新しい教育の方式や支援も拡大する。
エラスムス計画では、学生の流動化が一番よく知られた政策であるが、大学の部局間での協力拡大についても支援がなされている。


1985年から始まり今までで何千万もの学生が利用したとか、EUが一緒になってかなりのお金をつぎ込んでいるそうです。学生だけでなく、教員も大規模に留学するという事で日本人には考えつきもしないし、実現も不可能だと思います。
生まれ変わったらEUのどこかの国でエラスムス計画を利用して留学しよう!そう決めました。

映画では異国籍・異言語の人とのふれあいと生活を通してアイデンティティを意識し、自分を見つめ、成長していく主人公の姿が印象的です。世界はこんなにも多様で!広くて!面白い!というのがいかんなく伝わってきます。

日本人が嫌だ!というわけじゃないけど、こういう体験を身近にできる可能性は明らかにヨーロッパ圏の人にあると思うので、羨ましいなぁ

 

気狂いピエロ

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監督: ジャン・リュック・ゴダール
出演: ジャン・ポール・ベルモンド, ジャン・リュック・ゴダール, アンナ・カリーナ, グラツィエッラ・ガルヴァーニ, サミュエル・フラー
 ジャン=リュック・ゴダールの描く、「勝手にしやがれ」と並ぶヌーヴェル・ヴァーグの代表的作品。映画的文法に基づいたストーリーというものはなく、既成の様々な映画の要素を混ぜ合わせ、光・色・音等を交差させて、引用で組み立てられた作品。「勝手にしやがれ」のジャン=ポール・ベルモンドを主演にして、ただただ破滅へと向かってゆく主人公の姿を描く。(allcinema ONLINE)

ゴダールの二作目気狂いピエロを見ました!
「勝手にしやがれ」ではゴダールの凄みはあまりわかりませんでした。
しかし、今回二作目をみてなんとなくゴダールの凄みがわかった気がします。

自分は映画は物語性がなければならないと勝手に思い込んでいたんですね
ゴダールはそういう観念をぶち壊してくれました。

主人公は哲学を語り、深く考えるものの、彼の最終的な行動は一瞬の感情による衝動的なものです。
人間は薄っぺらいのか厚みがあるのかさっぱりわからない
そういうフェルディナンの二面性をみてマリアンヌは「ピエロ」と呼んでいたのかな?

ゴダールの作品はピカソの絵みたいなもんです。
作品の上っ面だけだったら意味不明ですもんね

 

勝手にしやがれ

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アミューズ・ビデオ (2002-09-27)


出演: ジャン・ポール・ベルモンド, ジーン・セバーグ, ダニエル・ブーランジェ
監督: ジャン・リュック・ゴダール

フランス映画の巨匠ゴダールのデビュー作
正直難しい、セリフも哲学っぽい会話が多いので、字幕だとパッと理解できない。
でも、名作と言われるのには絶対その理由があるはずです。

自分の力では分析不能なのでネットで見つけたどなたかのゴダールについての文章を引用します。

彼はチャップリンやホークスといった娯楽映画を高く評価し、フランス映画を否定した。B級映画に対する興味も深まり、それが高じて自身もようやく映画製作に取りかかるが、最初の長編「勝手にしやがれ」のスタイルは、他の作家のそれとは明らかに次元が異なり、従来の映画形式を打破するほどの意欲作であった。隠しカメラを使うなどして、実際に路上で即興演技をさせて仕上げた作品だが、場面は途中でずたずたにカットされ、物語という時間の形式そのものを破壊しており、それはより「映画」を意識させた。滑稽とアマチュアリズムとわざとらしさ満ちた同作は映画における革命であり、ヌーベルバーグという映画傾向を生み出すこととなる。
 ゴダールは常に革命家であった。以後もゴダールは物議を醸す問題作を勢力的に次々と放ち続ける。その作品数は実験映画やVTR映画など幾度も寄り道を重ね、うなぎのぼりに増えていく。この革命精神が、後の映画に政治色を濃厚にもたらす結果となる。
 彼の初期作品の本質は、物語性よりも独創的かつ刹那的な映像と音響にあると言え、特徴的な性格を持つ登場人物たちの人生を、観客たちが補完し考えることで、映画全体のムードに浸れるというようなものであった。映画からは、どことなくゴダールの女性不信の思いが表れているような気がしなくもない。
巨匠の歴史第40回より)

物語という時間の形式を破壊しているから、まるで絵画を見ているかのような不思議な感覚になります。
またいつか見たらもっと違う感想が持てる映画だとおもいました。
 
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