えんためのぼやき


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空気人形

考えさせられる邦画

空気人形 [DVD]
空気人形 [DVD]
posted with amazlet at 10.09.11
バンダイビジュアル (2010-03-26)
基本情報
出演
ぺ・ドゥナ, ARATA, 板尾創路, オダギリジョー, 高橋昌也
監督・脚本・編集
是枝裕和
原作
業田良家「ゴーダ哲学堂空気人形」
公開
2010年
あらすじ
レトロなアパートで秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)に、ある日思いがけずに心が宿ってしまう。人形は持ち主が仕事に出かけるといそいそと身支度を整え、一人で街歩きを楽しむようになる。やがて彼女はレンタルビデオ店で働く純一(ARATA)にひそかな恋心を抱き、自分も彼と同じ店でアルバイトをすることに決めるが……。

予告編を見る


感想

心を持ってしまった「空気人形」。
そのために自分が空っぽであることに気が付いてしまった「空気人形」。

「心を持つことは切ないことでした」
しかし、東京の街には自分と同じ空っぽの人間がたくさんいました。

それぞれが満たされたいと思っているのに、無関心でいられるのは何故?

「空気人形」がある意味で最も人間らしい疑問を抱き、詩を語る

生命は
自分自身で完結できないように
つくられているらしい
花もめしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする

生命はすべて
そのなかに欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分
他者の総和
しかし、互いに欠如を満たすなどとは
知りもせず、知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄

空気人形の目から見た東京の街はどのようにみえたのだろうか?
きっと羨ましくもあり、憐れでもある。そんな風に思ったかもしれない
初めから心を持って生きていかなければならない人間の運命は
常に時代に流され、社会に流され
苦悩を経験しながら、欲求を満たしていく。

人間と心を持った空気人形の感じる孤独に大した差はない。
ただ人間は空気を抜くだけで終われるような、単純な生物ではない。
そこが人間の幸福な点であり、残酷な点でもあるように思えた。


哲学的であり、詩的であり、映画的でもある世界観と
空気人形という非現実の存在を映すにもかかわらず、非常に現実味のある映像。

世界の是枝ここにありっていう感じです。
是枝監督は一体どこまで突き進むのでしょうか?
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