えんためのぼやき


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バグダッド・カフェ 完全版 / これぞ発掘良品だね!

感動できる洋画

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基本情報
出演
マリアンネ・ゼーゲブレヒト 、CCH・パウンダー、ジャック・パランス、クリスティーネ・カウフマン、モニカ・カローン
監督・脚本
パーシー・アドロン
公開
1987年
あらすじ
ドイツはミュンヘン郊外、ローゼンハイムからの旅行者ジャスミンは、アメリカ旅行中に夫と喧嘩をし車を降りてしまう。彼女は重いトランクを提げて歩き続け、モハーヴェ砂漠の中にあるさびれたモーテル兼カフェ兼ガソリンスタンド「バグダッド・カフェ」にやっとの思いでたどり着く。いつも不機嫌な女主人のブレンダ他、変わり者ばかりが集う「バグダッド・カフェ」。いつも気だるいムードが漂う中、ジャスミンが現れてから皆の心は癒されはじめる。あの不機嫌なブレンダさえも。そして二人はいつしか離れがたい思いに結ばれていくのだが……。

予告編を見る

感想

ずっと観たいと思っていた映画、ようやく観れました。TSUTAYAの発掘良品カテゴリに入り、大量入荷してくれたおかげです。決定してくれた担当者の方ありがとうございます。とても尊いことをしてくれました。

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映画 ラン・ローラ・ラン

考えさせられる洋画

基本情報
出演
フランカ・ポテンテ, モーリッツ・ブライプトロイ, ヘルベルト・クナウプ
監督・脚本
トム・ティクバ
公開
1998年
あらすじ
恋人のマニの窮状を救うため、20分で10万マルクを用意しなければいけなくなったローラ。ベルリンを駆け抜けるローラを、テクノポップにのせて3パターンのストーリーで描く。まるでゲームのように、上手くいかなかったら初めからやり直すというストーリー仕立てになっている。

予告編を見る

感想

映像は疾走感溢れていますが、単なる映像の切り貼りではなくすごく考え込まれて作られています。 主人公の身なりだけが異質ですが、それが無ければすごいつまらない映画になっていたかもしれません。 「赤毛の女性が走る」っていうアイデアが最後まで映画のクオリティを保っています。

個人的には小さな決断や勇気によって違う結末が訪れるというこの映画のテーマには興味津津でした。

一瞬の決断で結末の違いが生じるという事はそれだけ異なる世界の実像があるという事です。 現在、「隠れていた宇宙」という本を読んでいるのですが、 今の物理学の理論で示されている宇宙の全体像は映画よりも奇なりです。

膨張し続ける私達の宇宙の先には無数の並行宇宙が存在して居るかもしれません。 そして、この映画のように様々な結末を迎えた少し違う別の宇宙があり、天の川銀河があり、地球があり、自分がいるのです。

ローラが死ぬ世界もマニが死ぬ世界も2人がハッピーな世界も全て存在しうる実像なのかもしれません。

隠れていた宇宙 (上)
 

隠された記憶

怖くなる洋画



出演: ダニエル・オートゥイユ, ジュリエット・ビノシュ, アニー・ジラルド, ベルナール・ル・コク, ダニエル・デュヴァル
監督: ミヒャエル・ハネケ

テレビ番組の人気キャスター、ジョルジュ(ダニエル・オートゥイユ)と出版社に勤める妻アン(ジュリエット・ビノシュ)の元に、送り主不明のビデオテープが不気味な絵とともに送られてくる。しかも、ビデオテープに映っているのは、ジョルジュたちの家と彼らの日常の姿だった。2人は単なる悪戯として片づけようとするが……。

見終わってからかなり「?」になりました。
ここで終わるの!?っていう感じでした。

しかし、どうやらラストカットでかなり衝撃的な事実が隠されているとかで
なんとかそれに気がつくことができました。

犯人はあいつらだな

考えようとすればすごい作品なんだろうと思うけど、

疲れ気味の時は「勘弁してください」っていう感じです。

もうちょっと分かりやすくしてください ハネケ監督!!

 

ファニーゲーム

怖くなる洋画

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出演: スザンヌ・ローター, ウルリヒ・ミューエ, アルノ・フリッシェ, フランク・ギーリング
監督: ミヒャエル・ハネケ

穏やかな夏の午後。バカンスのため湖のほとりの別荘へと向かうショーバー一家。車に乗っているのはゲオルグと妻アナ、息子のショルシ、それに愛犬のロルフィー。別荘に着いた一家は明日のボート・セーリングの準備を始める。そこへペーターと名乗る見知らぬ若者がやって来る。はじめ礼儀正しい態度を見せていたペーターだったが、もう一人パウルが姿を現す頃にはその態度は豹変し横柄で不愉快なものとなっていた。やがて、2人はゲオルグの膝をゴルフクラブで打ち砕くと、突然一家の皆殺しを宣言、一家はパウルとペーターによる“ファニーゲーム”の参加者にされてしまう。

とんでもなくショッキング、そして映画史に残る斬新な表現方法
すごい映画を見てしまいました。

時折、犯人の二人がカメラ目線になり、観客に問いかけるシーンにはびっくりです。

映画は虚構の世界であることを観客に意識させながらも、決してテンポよくシーンが続くわけではない。

何分も続く夫婦のシーンはかえって生々しい現実を想像させてくれる。

映画が作り上げてきた様々な撮影技法を無視したその画はとても新鮮でした。

「作りものなんだからどんな残虐な事もしていいんだろ?」と言わんばかりの犯人の言動は、

当時の映画界に対しての皮肉とともに新たな映画の境地が示されたと思いました。

ハネケ監督 天才です。
 

グッバイ、レーニン!

考えさせられる洋画

グッバイ、レーニン! [DVD]
グラッソ(GRASSOC) (2004-10-16)



出演: ダニエル・ブリュール, カトリーン・サーズ, チュルバン・ハマートヴァ
監督: ヴォルフガング・ベッカー


解説:  1989年、東ベルリン。テレビ修理店に勤める青年アレックス。彼の父は10年前に家族を捨て、西側に亡命した。一方、母クリスティアーネは、その反動からますます愛国心を強めていく。そんなある日、秘かに反体制の考えを持っていたアレックスが反社会主義デモに参加。その結果、警察と衝突するところを偶然目撃したクリスティアーネはショックで心臓発作を起こし、昏睡状態に陥ってしまう。その間にベルリンの壁が崩壊、統一ドイツは資本主義国家となる。やがて8ヶ月後、クリスティアーネは奇跡的に覚醒するのだが…。(allcinema ONLINE)

アレックスは母親にショックを与えないために、ドイツが統一したことを隠し通すことを決める。
外側では変わりゆく人、物、思想をしり目に母が寝る部屋でだけは東ドイツ時代であることを演出するアレックスの奔走ぶりは微笑ましくもあり、荒唐無稽にも思える。

母のために作り上げた世界が、しだいに自分の望む世界であることに気がついたアレックス。
本当は虚構の世界なのに、母の中ではまぎれもない現実であることが、アレックスに「現実の曖昧さ」を認識させ、最後はアレックスの望む形で東西ドイツが統一する。

ある日突然、国の主義が変わったとき一体どれくらいの人がそれに順応できるのだろう?
家具も変わり、車も変わり、食品も変わることに「資本主義になったから」と納得できるだろうか?

はたして資本主義が勝つことがドイツにとって良かったことなのだろうか?

東ドイツの人々が経験したそういう違和感を知ることができる映画でした。

撤去されるレーニン像と母親が対峙するシーンは見ものです。
あの瞬間に母親は自然な形で社会主義と決別できたのかもしれない。

ダニエル・ブリュームはいい俳優です。
なんか若者の悶々としたパワーをかんじます。
 

ベルリン、僕らの革命

青春の洋画

ベルリン、僕らの革命 [DVD]
TCエンタテインメント (2005-10-28)



出演: ダニエル・ブリュール, ジュリア・ジェンチ, スタイプ・エルチェグ
監督: ハンス・ワインガルトナー

解説: 現代社会に怒りを抱えた20代の3人の男女の抵抗と愛を描いた作品。主演は『グッバイ・レーニン』のダニエル・ブリュール。現代ドイツ版『突然炎のごとく』とも評された、理想に燃える2人の若者の間で揺れ動く1人の女性をスタイリッシュに描く。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 物静かなヤン(ダニエル・ブリュール)、行動派のピーター(スタイプ・エルツェッグ)、そしてユール(ジュリア・ジェンチ)。裕福な者や権力者が優遇される不公平な社会に反逆することにした3人は……。

若者の社会に対する不満と変革の情熱をドイツらしく描いた最高の青春映画です。
若者はいつの時代も自分たちの手で切り開きたいとおもうものです。
しかし、最近の若者はそういった情熱がないのです。いわゆる、草食化という現象です。

でも良く考えればこうなるのはあたりまえで、反発の手段はすべてやり尽くされ、世の中でそんな手段は陳腐化されてしまったんです。ワインガルトナー監督は資本主義が商品の力によって若者から抵抗の衝動を奪っている事を指摘していました。
社会に対して理想を掲げ、変革を主張する青春映画はありきたりなテーマではあるけど、革命が陳腐化された世の中おいては、それは80年代の学生運動とは一線を画した新たな闘争であると思わせてくれます。

何より、エデュケーターズが残すラストシーンのメッセージにその意思が示されます。

現代で描かれる青春映画とは一味違う映画です。
ドイツ最高!
 

4分間のピアニスト

悲しくなる洋画



出演: モニカ・ブライブトロイ, ハンナー・ヘルシュプルング, スヴェン・ピッピッヒ, ヤスミン・タバタバイ, ヴァディム・グロウナ
監督: クリス・クラウス

本国ドイツで大ヒットを記録した、斬新なストーリーと圧倒的なピアノ演奏で綴る感動ドラマ。無実の罪で囚われた天才ピアニスト・ジェニーと、残りの人生を賭けて彼女を指導する老ピアノ教師・クリューガーとの激しくも暖かい魂のぶつかり合いを描く。

ピアノの演奏がヤバイ!
ただ演奏シーンがすごいだけではなく、すばらしいピアノ演奏はこの物語があってのこそ観衆の心をぐっと掴むんです。ジェニーとクリューガー先生の対立はピアノだけではなく何かもっと大きな「新」と「旧」の対立を描いているような、そんな感覚になります。
ジェニーにもクリューガーにもそれぞれ拭いきれないトラウマがあり、そして二人ともピアノを愛してやまない。
彼女らの生活からピアノを抜いたら残るのは絶望や憎悪や苦しみばかり、だから二人はピアノのために生きている
そう言っていいほどの過去と環境の中で生きているからこそ、ジェニーの4分間の演奏は彼女の人間性や人生を感じさせるほどの重さと深さを感じさせてくれるのでした。

本物の音楽はこういう事なんだろうな
 

善き人のためのソナタ

感動できる洋画

善き人のためのソナタ [DVD]
ビデオメーカー (2010-01-08)



監督 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク

2007年アカデミー賞外国語映画賞受賞作品
舞台は1984年の東ドイツ。反体制の者は否応なく権利を奪われ、尋問を受ける。特に芸術家はその影響力や発信力から国家の力によって何もできなくなってしまう。そんな状況の中、シュタージ(国家保安省)の局員ヴィースラー(ウルリッヒ・ミューエ)は、劇作家のドライマン(セバスチャン・コッホ)と恋人で舞台女優のクリスタ(マルティナ・ゲデック)が反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。ヴィースラーは盗聴器を通して彼らの監視を始めるが、自由な思想を持つ彼らに次第に魅せられ……。

ドイツの暗黒の歴史を描いたシリアスな社会派映画と思って見たら、ラストシーンは震え上がるくらい感動しました!
主人公は反体制の人間を監視し尋問する国家保安局の敏腕局員。人間を追い詰める術を大学で学び国家のために働く彼は劇中では一度も笑顔はなく、表情からは人間性が全く感じられない。

そんな彼が反体制の疑いをかけられた劇作家ドライマンの家を盗聴することになり、ドライマンとその友人たちとの会話やドライマンとその恋人クリスタとのやり取りを聞いているうちにだんだんと変わっていくのであった。

盗聴しながら聞こえてくる、ドライマンとその友人たちとの会話は国家にとっては危険かもしれないがいきいきとしている。一方、自分には自分の周りには心を通わせる友人はいないし、恋人すらいない。

ヴィースラーはみじめな自分と対照的なドライマンを何故だかかばうような報告をするようになっていく。

何故ヴィースラーは善人になっていったのか
それはドライマンの弾く「善き人にためのソナタ」を聞いたことがきっかけだったのかもしれない。

ロシア革命の指導者レーニンに「私はこの曲を聞いていることはできない、何故なら革命を断行できないからだ」
と言わしめたこの曲がきっかけになり、ドライマンへの羨望を彼を憎む事ではなく、助けることを選択させたのです。

人間性のかけらもなかったようなヴィースラーを変えさせた芸術と芸術家達
どんな非情な人間でも変わることができる、芸術はそれほどの力がある、そして何より国や権力や主義のために人間があるのではなく、人間のためにそれらがある。社会主義が崩壊したのは体制維持のために人を操るという矛盾があったからなのだろうと思います。

まぁでも、冒頭でも言っているようにこの映画は反社会主義のプロパガンダ映画では全くなくて、人間の美しい心を描いた、めちゃくちゃ感動できる映画なんです!

自分はこの映画の良さをこれから出会う人に必ず語り継ごうと思いました。
それぐらいイイんです!!
善き人のためのソナタ
 
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